ツイン・とらいあんぐる
第2話 恭也×子供×チビ?












ピンポーン

インターホンを鳴らすと暫くして人が出てきた

「は〜い 誰〜?」

どうやら子供…少年のようだ

「いや、この家の前でこのチビを拾ったんだが」
「ウチに空いた穴にぴったりサイズだ…もしかして…」

何かを考えているようだが俺にはまったくわからない
そのときその少年が

「じっちゃーーーーーーーん、ちょっと来てーーーーーーーー」

いきなり大声を出した
正直に言うと少し怯んでしまった

「なんじゃ信彦、シグナルは見つかったか?」
「この人が持ってきてくれた、このチビがそうじゃないかな〜って」
「ばかこけ!ワシが作ったシグナルはこんなチビじゃないわい」

作った?
どういうことだろう
ノエルみたいな自動人形ということか?


そのときチビの髪の毛が少年の鼻を擽った

「ヘ…ヘクション!」

そのとき

ドカーンという轟音と共に少年の持っていたチビが




でかくなっていた
青年と言うべきなんだろうな
だが次の瞬間、俺は
彼の言ったゼリフに固まった


「愚か者への警告シグナル!弱きものへの救助信号レスキューシグナル!そう、ぼくの名はシグナル!」

瞬間、頭のネジが数本飛んでる莫迦かと思ってしまったのは仕方の無いことなのだろう

次の瞬間、少年を見て一言

「誰だお前?」
「え?」

どうやら俺は放置されてるようだな

「お…音井信彦だよ。君を作った音井新之介の孫の…」
「おといのぶひこ…?」

何かブツブツ言い出し
ハッとして指をパチリと鳴らした

「思い出したぞ!信彦、信彦だ!
ぼくはお前さんの[兄]としてプログラムされたSIGNALシグナル…シグナルだ!
以後よろしくな」
「う…うん!」

ふむ、一応この家の人物で間違いはなかったようだな


「ところでアンタは誰だ?」
「俺のことか?」
「そう、アンタだ」
「俺「もしかして敵か!?」…なんでそうなる」

俺の言葉を聴こうともせず突進してくる
不躾な奴だなと思いつつも
シグナルと名乗った人物の顎を目掛け掌打を入れ気絶させた


「この人物は君の知り合いか?」
「う…うん…一応、俺の兄貴になるのかな…ごめんなさい」
「君が謝ることじゃないだろう。そいつが謝るべきことだ
ところで話は変わるが、この辺にホテルや宿泊所はあるかな?」
「俺、今日この町に来たとこで分かんないや じっちゃんどこかあるかな?って…気絶してる…」
「そのご老体ならさっきの轟音で気絶したままだが…」
「う〜ん…ならさウチに泊まりなよ」
「迷惑をかけるわけにはいかないだろう」
「逆にシグナルが迷惑かけちゃったしね」
「ふむ…そういうことなら一晩だけやっかいになるか」


「悪いんだけど他の部屋はちょっと散らかってるから俺と一緒の布団で我慢してね」
「気にするな、一晩だけでも泊めて貰えるんだからどこでも構わないさ」

「聞き忘れてたけど、兄ちゃん名前は?」
「俺か?俺は高町恭也、恭也でいいぞ」


「なんか兄貴が2人いっぺんにできたみたいだよ」
「そうか…こうして寝てると俺にも弟ができたみたいだな」


こうして夜は更けていくのだった




お久しぶりです
ヒストリーです
なにやら俺の偽者が現れてご迷惑をおかけしたようで申し訳ありません

↓はリアルな会話です
悲流「お前、どっかで恨みでも買ってるのか?」
買った覚えもないし恨まれるような事もした覚えはないな
正直、自分がMMORPGのプレイヤーだからどこかで恨まれてる可能性は否めないが
悲流「でもお前大概のことにはフォロー入れてるし、そう恨まれる人物じゃないだろ」
なんにしてもPAINWESTさんには迷惑をかけてしまった事に変わりはないさ
このツイン・とらいあんぐるを書き上げてSSからは引退するかなって思ってる
悲流「お前が前に言ってた責任と使命ってやつか」
そういうこと、俺がSSを書き始めたのは浩さんの作品見て自分も書いてみたいって思ったのが
最初だし尊敬してる
だからこそ自分が始めたことはしっかり完遂してから消えるべきだと思うわけ
悲流「まぁ仕方ないな、精一杯頑張って終わらせろよ」


という会話を悲流としてました
ツイン・とらいあんぐる
これを完遂させたら俺はPAINWESTさんへの投稿から離れることにします
掲示板に俺の名前を騙って(見てる人もいないみたいですし)
ということが書かれてましたが俺は例え感想を貰えなくても
見てくれる人がいるだろうという考えでSSを書いてますので あえて実際の会話を載せさせて頂きました
暗くなってもいけませんし
また次でお会いしましょう




偽者さんとは気付かずに。
美姫 「アンタが悪いわ!」
うぅ、すまん。
美姫 「それにしても、酷い悪戯よね」
うんうん。
そんな事を気にせずに、これからも頑張って欲しいけれど。
美姫 「それは、ヒストリーさんが決めることだしね」
ただ、私たちは応援してますよ〜。
美姫 「と、それはこの辺にしておいて」
だな。もう、何とのクロスかは、殆どの人が分かったかな?
美姫 「次回はどうなるのかしら」
くしゃみで恭也が小さくなれば、また別の意味で面白そうだが。
美姫 「いや、流石にそこまで人間捨ててないって…」
ともあれ、次回も待っています。
美姫 「それじゃ〜ね〜」



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