このSSは自分の書いているあの日常の続編?になりますのでその辺をご了承下さい
たまに変な喋り方や行動などがあるとは思いますが、それは自分の能力の無さなので黙認してくれるとありがたいです
それでは







あの日常 後編其の参・恭也の隠れ家











俺は逃げ出した後、神咲家に電話を入れ行けなくなった旨を伝えた
何故か、それは電車やバスなどの移動手段は捕まる可能性が高いからだ
行こうと思えば行けるのだが、徒歩で向かうとなると時間もかかる上に
薫さん達が滞在して居られる日には辿り着けないということから行くことを俺は断念した

そして俺が今何処に居るのかというと、まだ海鳴に居たりする
海鳴にあるマンションに身を潜め、次の手段を考えているのだ

ただこの場所には問題がひとつあった
食料だ

外に出れば誰かと遭遇し捕まる可能性もある
よって買出しにも出ることは許されない状況に俺は陥っていた

だが、その問題はあっさり解決することになった

なぜなら、お隣が鷹城先生の家であり
入居したその日に挨拶に行ってしまったことからバレた

そして俺は鷹城先生に買出し等を頼み
なんとか生活をしている


「鷹城先生、今日はこれだけお願いします」


俺は必要な食料を書いたメモを鷹城先生に渡した


「了解であります。な〜んてね♪ ほんとにこれだけでいいの?」

「ええ…それで1週間はなんとかなりますので」

「ところで恭也君はいつ家に戻るのかな?」

「今のところは皆が殺気立っているので戻る予定はないですね」


俺は近くを通ったりする美由希などが発している殺気を探り
それだけを頼りに戻る期を探ろうと考えていた


「ということは、恭也君がここに居るって知ってるのは唯子だけってことなのね」

「ええ…そうなりますね」


一瞬、鷹城先生が変な笑みを見せたような気がしたのだが気のせいか…


「実は昨日、恭也君の家から電話があったのね。恭也君を見つけたら捕まえておいてくれって」


やはりこういうときの高町家やその知り合いの動きには目を見張るものがある


「あ…あの、俺がここに居ることは…」

「大丈夫、言ってないよ」


一瞬の安堵、だが次の言葉で全て打ち砕かれる


「言うのは恭也君が唯子と付き合ってからだからね〜」


絶句、その言葉が今の俺にはピッタリだろう…
もし、鷹城先生と付き合うことになったとしたら言われるということなんだろうか
それとも付き合わなければ言うという脅迫まがいのことを言われてるのだろうか…


「あの…それはどういう意味でしょうか…」


意を決して聞いてみる


「唯子は恭也君が好きだから唯子とお付き合いしてくださいってこと」

「1日、考えさせて頂いてもいいでしょうか…」

「ん、いいよ。ゆっくり考えてね」


満面の笑顔を見せる鷹城先生


「とりあえず唯子は買出しの任務に行って参りま〜す」


鷹城先生は買出しに行ってくれた
そのときに晩飯もご馳走になってしまった

今日は色々と考えることが山積みだな

鷹城先生…異性として考えることになるとはな…
面白く強い人、俺が分かってるのは多分その程度
好きかどうかと言われると嫌う要因もなく
恋愛感情抜きであれば間違いなく好きなのだ

俺はその日、睡眠を取ることなく考えた

次の日の朝1番に鷹城先生は尋ねて来て
俺は答えを出すことになった


「考えてくれたかな」

「俺は…まだ鷹城先生を知らなすぎます」

「そっか…やっぱだ「ですが」え…」

「ですが、俺は鷹城先生…あなたのことを知って行きたいと思います」

「それって…」

「俺は周りから言われるように朴念仁で鈍感なんでしょう。
ですから自分が貴女を好きなのかどうかまだわかってないんです」


俺の考え、一晩かかり辿り着いた答えそれがこの程度


「俺は、俺に好意を寄せてくれる人などいないと思ってました。
けど一晩、一晩考えて昨日の貴女の言葉が告白されたんだな、という答えに行き着きました。
嬉しかったですよ。けど俺には貴女が好きなのかどうか分からない、でも貴女が寄せてくれている好意も無駄にはしたくない。
贅沢なんですね俺は、ですから貴女を知って行きたいということなんです。
だから…お付き合いの件、お受けします。」


この告白とその答えから俺と鷹城先生…いや唯子との交際が始まり
俺の1月という短い逃亡も幕を引いた
だが、まだまだ騒動の種は残っているだろうし
俺と唯子の交際も始まったところだ

何かあれば俺は唯子を守るだろうし
唯子も俺を支えてくれるだろう








そして近いうちに自分の想いに気付くだろう
唯子…俺は貴女を…



悲流「おい…また微妙な終わり方してんじゃねぇ!!」

そういうな…これは考えた時点でこういう終わり方だったし
これはこれで終わりなんだ…

悲流「情けないな…もっと精進しろ」

精進はしますとも

悲流「嘘付くな!前回感想貰えなかったと泣きながらもう書くの辞めようか
とか言ってたくせに精進できるわけがない」

言うな言うな言うな言うな言うな!!!!

悲流「まぁ、書いたからよしとしとくか」

うぅ…暴力よりも辛いぞ…

悲流「さて、浩さんからのリクということでしたが如何でしょうか?
曖昧な終わり方させやがったので、また外伝みたいに書かせましょうか?
まぁその辺の判断は美姫さんがするか」

それって書けって言われそ・・・
俺は浩さんの意見で動くからな!!

悲流「まぁ好きにしろ」

それでは〜



わーい、唯子だ〜。
美姫 「それじゃあ、続きを書いてもらって」
こらこらこら。そんな迷惑を掛ける様な事を…。
美姫 「読みたくないの?」
う、うぅぅ。読みたい。
しかし、そんな事をお願いなんて出来ないよ〜。
美姫 「いや、既にお願いしている様な状況なんだけど…」
コホン。とりあえず、投稿ありがとうございます。
美姫 「あ、誤魔化した」
ゴホゴゴ。それでは、また〜。
美姫 「じゃ〜ね〜」



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