SHUFFLE! 〜ANOTHER STORY IF・・・〜
 
第四話
 
 
 
 
 
「どうした、固まっちまって?」
 
「神ちゃん驚いているみたいだよ」
 
「…ええと……何故神王様と魔王様がこちらにいらっしゃるんですか?」
 
「おいおい稟殿の友人なら様付けなんてよしてくれよ、むず痒くなっちまう」
 
「そうだよ、偶々我々は王族に生まれただけにすぎないんだからね」
 
「はぁ…いいんですかそれで…」
 
「「いいんだよ、それから呼び方はオジさんでいい(ぜ)(よ)」」
 
「「……」」
 
「そういう事ですのでよろしくっす」
 
「この様な父達ですので、気にしないほうがよろしいかと」
 
「「……はい」」
 
リビングの戸が開き男性が入ってきた
 
「隆眞君か!!久しぶりだね、いや大きくなったね」
 
「幹夫オジさん、お久しぶりです」
 
「積もる話しもあるから、座って」
 
ソファーに座り
 
魔王のオジさんが音頭を取る
 
「懐かしい友との再会と、新しい出会いに乾杯」
 
『乾杯!!』
 
「おお、いつ食べても芙蓉の嬢ちゃんの料理は美味いな」
 
「ありがとうございます」
 
「おや?この煮物は味付けが違うね」
 
「それは隆くんが作ってきたものですね」
 
「うわ…わたしここまで出来ないよ」
 
「そうか?桜の作ってきた方が美味しいと思うが…
これならいい嫁さんになれるだろうな」
 
「え?(赤面)…そんな隆ちゃんの方が美味しいよ」
 
「出た…お兄ちゃんの無自覚殺し文句…(呆れ)」
 
「隆は昔からさらっと言うからな…こっちが恥ずかしくなる」
 
「…稟も同じ」
 
「「「うん」」」
 
「楓、プリムラ、シア、ネリネどういう意味だ?」
 
「「「「はぁ…」」」」
 
「この人もなんだ」
 
「稟君も隆眞君も大変だな」
 
「まま幹夫殿まずは1杯」
 
「こりゃどうも」
 
「稟ちゃんだけじゃなく、面白くなってきたね」
 
「「まったく(だ)」」
 
宴は続き…
 
「ところで隆眞君」
 
「なんですか幹夫オジさん?」
 
「もう恋人はいるんだろ?」
 
「幹夫殿さすがにこの顔なら…」
 
「いるだろうね…女性ならば間違いなく振り向くだろうし」
 
「「「いるよな!!」」」
 
高笑いする3人
 
「いませんよ」
 
「「「………」」」
 
思わず沈黙する三人
 
「ほ、本当なの桃香ちゃん?」
 
「うん…年上から年下まで、いろんな人から何度も告白されてたけど、
全部断ってた」
 
「「「な、何でですか?」」」
 
「ん?俺なんかより、もっといい人がいるだろうから断ってたんだが…?」
 
『ま、まさか稟(くん)(君)(様)(殿)(ちゃん)以上!?』
 
『いえ、稟くんも直接告白されたことは無いんですけど、
女子からの人気はすごいです…たまに下駄箱に手紙が入ってますから』
 
『は、初めて聞いた!?』
 
『でも、緑葉君がいつもうやむやにしちゃうんですけど……』
 
『……よ、良かった…………』
 
『…つまり……類友?』
 
「む…何故か失礼な事を考えられてる気が?」
 
「ん?隆もか?」
 
「お兄ちゃんたち…自覚しようよ」
 
「「桃香(ちゃん)どういう意味だ(だい)?」
 
「これだもの」
 
 
 
 
 
 
22時すぎ
 
「ふぁ〜〜(コテン)」
 
桃香が隆眞の膝に頭を乗せる
 
「眠くなったか?(ポン)」
 
「…うん」
 
「それじゃ帰るか」
 
「そうだな、今日はもうお開きにするか」
 
「そうだね(桃香を見て)
プリムラちゃんも稟くんの膝の上で眠そうにしてるからね」
 
見ると、プリムラも稟の膝を枕に眠りかけている
 
「(ウトウト…)」
 
「桜、送っていくよ」
 
「え…いいよ、桃香ちゃんも背負うから大変でしょ」
 
「気にするな、それに何かあったらいけないしな」
 
「…うん(うわ〜そんな真剣な顔して言わないでよ照れちゃうよ)」
 
芙蓉家玄関前
 
「今日はありがとうな」
 
「隆、またな、送り狼になるなよ」
 
「稟こそ迎え狼になるなよ」
 
ちなみに引き合いに出されている桜と楓は、というと…
 
「「……(真っ赤)」」
 
「「(羨ましい(っす))」」
 
 
 
 
 
 
 
「なぁ桜、稟と楓ちゃんとの間に何があったんだ?」
 
「え!?な、なんで?」
 
「…なんとなくな、雰囲気がちょっとおかしかったから」
 
「…鋭いね隆ちゃん、でもわたしからは言えないよ」
 
「そっか…なら聞かない、稟がいつか話してくれるまで待つよ」
 
「…うん」
 
「そんな顔するなよ、大切な人の悲しい顔は見たくないからな(笑)」
 
「ええ!?(赤面)」
 
「どうした?友達の心配するのはあたりまえだろう?」
 
「あっそうだね(いきなりそんな事言わないでよドキドキするじゃない)」
 
「(…またなのお兄ちゃん)」
 
 
 
 
八重家
 
「送ってくれてありがとう」
 
「またな桜、おやすみ(笑顔)」
 
「うんおやすみ(赤面)」
 
今日眠れるかな…

 

 

 

 


あとがき

 

その1「と・・・・・・な、なんとかできた・・・・・・・・・?」

 

その2「・・・・・・・・・なんで疑問系なんだ?そこの役立たず」

 

その1「・・・・・・いつもに増して辛口ねぇ、その2・・・」

 

その2「当たり前だ(怒)あれだけ人が送ってやってるのに、

お前がせき止めてどうすんだ、この粗大ナマゴミ!!」

 

その1「ぐっ・・・・・・め、面目しだいもございません・・・・・・ORZ

 

その2「土下座しても許してもらえるレベル、超えてると思うのだが?

ていうか、ほとんどのみなさま、我らのことなど覚えとらんだろ?

そこんところ、どう責任取るつもりだ?元凶?」

 

その1「ぐげっふ!?い、いえ、ですから今、書けるだけの投稿まとめてますので!!

    今は受信感度も(何のだ?)いいから、すぐに次々と送れるかと!?」

 

              かたち     かたち

その2「信用できるか、証拠を見せろ証拠を」

 

その1「うわ〜〜〜ん!!その2がイジメル〜〜〜!!」

 

その2「幼児退行おこしても無駄だっつの(呆)

え〜〜・・・・・・そんな訳でまとめて投稿と相成りました

こんな我らですが、どうかお付き合いよろしくお願いしますね」





おおう! 大量に投稿ありがとうございます。
美姫 「いっきにババンと読めるわね」
うんうん。さてさて、桜赤面……。
美姫 「あの言い回しじゃ仕方ないわよ」
さてさて、これからどうなっていくのやら。
美姫 「また、最後でお会いしましょう」



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